ビル設備サービス科というところ
ポリテクから出所するには4つの方法があります。
一つは受講期間の終了。
二つ目が就職する。
三つ目が受講生都合。
四つ目が強制退所です。
受講期間満了と就職については一般的な出所の仕方ですが、受講生都合と、ましてや強制退所は珍しい出所の仕方です。
強制対処は過去何例かある様で、センター内での暴力、就職活動と偽って早退しギャンブル、刑事事件を起こす、その他にもある様でしたがあまり話は聞けませんでした。
普通の出所の仕方について少し説明します。
受講期間満了による出所は最後に「出所式」という式があり、「修了証書」がもらえます。
世間一般的に何の意味もない証書なので、よく考えれば対してありがたくもないのですが、卒業証書と同じように受け取りがおこなわれます。
その他には返却される書類や今後必要になる書類やらがもらえます。
とくに今後必要になる書類のなかには、出所後に就職が決まったときに連絡するはがきも入っています。ポリテクとは完全に無関係になるわけではありません。この連絡を当該はがきか電話連絡で入れないと、ビル設備サービス科に関係する求人情報が定期的に送られてきます。
半年位は送られてきて、たいそうゴミになります。
わたしは「ちょっと印刷」用紙としてありがたがっていましたけどね。
就職が決まって、途中出所する際には担任にその旨伝えれば手続きをしてくれます。
1ヶ月後の就職でも2ヶ月後の就職でも決まったら担任に伝えます。
直前にいきなり言っても、手続きの関係で困るのは自分なので「サプライズ」などと考えるのは御法度です。結構柔軟には対応してくれると思いますので、就職が決まったらすぐに連絡しておきましょう。
受講生都合も同様に担任へ連絡します。
「もう行きたくなくなった」「実家に帰ることになった」「服役することになった」など自己都合での出所と言うより、退所というやつです。
強制退所は所長の承認で発動されますので、その旨連絡が行くようです。私が在所中のビル設備サービス科ではそのような方はいらっしゃいませんでした。
さて、出所後、職がなかなか見つからないからと言って、また入所しようと思ってもすぐには出来ません。
退所後1年間は職業訓練を受けられない決まりです。
強者は2回3回と月日をおいて入所するらしいですが、最近では倍率が高いので受講経験のある人はまず合格できないようです。
ビル設備サービス科の倍率は10倍前後ですから、出来るだけ新しい人を優先します。
それでもその次にどうしても受講するならば、プロダクトマネジメント科でしょうか?
こんな事を書くと怒られてしまいますが、倍率が1倍前後です。運が良ければ2回目でも合格できるでしょう。
後は、民間企業が講習を行っている職業訓練とかは比較的甘いようです。
ちなみに、職業訓練自体は1年?1年半?後に受講資格は復活するのですが(制度がどんどん変わっていくので確認してください)、就職→1年間就業→***で退職→***を受給→職業訓練で受給延長→就職→***で退職→***を受給→職業訓練で受給延長→就職→続く の悪徳コンボをしている人もいるようです。
そういった悪さはしないようにしましょう。
できることなら、就職先に落ち着いた方が、私は身のためだと思いますよ。
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