ビル設備サービス科というところ
職業安定所長の推薦を貰って試験の申し込みをしたら、いよいよ受験です。
このあたりの制度は今後どうなるかわかりませんので、何度も言うようですがハローワークで確認してください。
さて、試験の内容ですが筆記と面接です。(地域により面接だけのところもあるようです)
筆記は一般常識の国語、算数、社会などと作文です。(北海道札幌の場合)面接は、普通の面接です。
漢字の読み書き,反対語,四文字熟語,算数レベルの計算問題,方程式,算数に毛が生えた程度の図形問題と作文。
何もせずに試験を受けても3~7割程度の正解率の範囲に収まるようです。これは入所生への聞き取りによって推測しました。
普段は死んだ様に労働して適当に酒を飲んだり遊んだりしていた労働者にとっては、小学生レベルの問題だって難しいことは想像に難しくありませんが、3割くらいは回答できるはずです。
私は自分で言うのも何だが出来た方です。
しかし、この筆記試験は時間が足りないと感じました。こんな事を言っては何ですが、周りを見ると最後まで手を付けられない人が多数いました。
答えも間違っているいるのがわかった(覗きましたWwww)ので、「何の準備もしていないのだなぁ」とちょっとあきれました。
作文はもっと時間が足りません。しかも私が受験したときは2つのお題目が、似た様なことだったので非常に困まりました。最終的にどちらも同じような内容になってしまったと記憶しています。これについては、とにかく答えきることだと思います。飾らなくても良いので、質問に対する答えを書ききることが大切です。
実際の問題に近い問題を解いてみると安心できるでしょう。下記サイトで類似問題をダウンロードできるので、やってみると良いでしょう。他にも埼玉県などが公表していましたが、サイトのリニューアルなどによって場所が変更になったか、公表そのものを取りやめたところもあります。
また、職業適性検査へと変更したりもしています。これはどちらかというと知能指数検査に近く、大量の問題を時間内にどれだけ解答できるかを重視した検査です。スピード、正確さなどからスコアが出ます。点数ではなくスコアと言うところがみそのようです。札幌ではまだ試験形式なので、下記リンク先からどうぞ。
面倒なので、2014年2月にダウンロード可能のリンク先PDFをダウンロードできるように下記にダウンロードリンクを張っておきます。
なお、許可は取っていませんので、上記機関よりクレーム等が入りましたときはPDFは削除させていただきます。
面接は2F実習室で10人程度が面接官とマンツーマンで面接。
呼ばれるところから面接は始まってはいないので、気を楽にして待っていましょう。
呼ばれたら、普通に返事をして入室してOKです。ここから面接が始まるので、背筋を伸ばして入ってゆきましょう。ドアは最初から開放されているので、注意してください。
就職の面接と同じように振る舞えばまず大丈夫です。
席を指示され、そのまま座って【何でも聞いていいっす】という大柄な態度だけは取らない様に!
一般的に「どうぞお掛けください」と言われるまでは着席しないのが礼儀です。
「どうぞお掛けください」と言われたら、「失礼します」と言いながら軽く会釈しましょう。
普通に元気良く答えてゆきましょう。多少言葉に詰まったりしても大丈夫です。
「何故、受講したいのか」「受講してどうなりたいのか」「入所して他の生徒と協調してゆけるか」当たり前と言えば当たり前のことを聞かれます。
変わった質問では「教材等の費用は一括支払いですが大丈夫ですか」なんて質問もあるようですよ。このサイトには教材などがどれくらいかかるか説明してありますから、予備知識は十分ですよね。とりあえず、学費のめどがついているなら「大丈夫です」もしくは「問題ありません」と即答しましょう。
「受講を希望した目的は何ですか?」と聞かれることが多いです。
目標はなくても目的をもって受講に望まなくてはならないと言うことです。
目的は「技術を身につけ、必要であれば受講中に資格の取得を行い、より自分に適すると考えられる職種や就職を可能とすること」ですね。
あまりにも良い解答ですが、「これもらった!」と、そのまま使用すると同じように答える人が多数出現してしまいますので、よ~く考えてください。しかも、ただ話すだけでは駄目なもので「是が非でも入所したい!」と表現できなければなりません。
もう少し享受しておきましょう。ちょっと内容を変えた返答です。
「現在、就職活動を一生懸命しておりますが、手に職がないので就職が困難な状況です。就職活動を行いつつ、出来ることならば資格も取得したいと考えて応募いたしました」
又は、
「ビル設備管理の仕事を希望して就活していますが、実務についてもっと知りたいのと資格を取得して少しでも有利に就職活動を進めたいので応募しました。あの~実務についても詳しく説明していただけるのでしょうか?」
このように少し質問を混ぜるというのもアリです。
席を立つ前には「ありがとうございます」若しくは「ありがとうございました」を礼を言ってから席を立って、「失礼します」といって退席しましょう。
面接はスーツで行くのが無難な時代になりました。昔は失業者がスーツで職業訓練校の面接を受けに行くというのはあまり無かったと聞いています。
ですが、今は圧倒的にスーツが多いです。
なぜ?と考える方に説明します。それはこの場合は相手への礼儀と言うよりも、就職活動の一環として受講を希望する職業訓練に対しての、やる気の表現方法の一つだからです。
「どうでもいいだろ、そんなこと」なぁんて思った人は勝手にしていただいても私は困らないからイイですけどね。
スーツを着用していなければ必ず選考から漏れるというわけではありませんが、着用した方が普通に見られます。まずはそこからスタートしないことには始まりません。
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