ビル設備サービス科というところ
どんなことでも初めては緊張するモノです。ポリテクへ初めて行くときにはどのようなことに気をつければ良いか説明しています。何も考えずに出席すると多少困ってしまうことがあるので、ある程度準備をしてゆきましょう。
講師の方がおっしゃっていましたが、毎回数人の受講生が合格通知に添付されている説明書きを読まずに初入所してくるそうです。
色々手続きやら支払などがあるのに、よくもまぁ準備不足のまま出所してくるモノです。受給期間延ばしと思われても仕方がありませんね。
合格したら「もぅ安心」と考えているのでしょうかね。確かにそうなんですけどね。
もうスーツは必要ありません。ちょっと考えれば分かりそうな事ですが、思慮が浅い人はスーツを着てきます。職業訓練校の入所式に正装など必要ありません。
逆に普段着でなければいけないこともありませんから好きにすれば良いですが、面倒くさいと思います。
大人としてドレスコードを逸脱したプライベートファッションはいかがなモノかと思いますけど、ジーパンにネルシャツ(夏ならTシャツで良いです)でかまいません。
ポリテク北海道では大きなホール(定員300名)が有りますので、他の施設の入所者も一緒に入所式を行ったりします。
入所式を行うホールの前にはテーブルがあり、受付があります。
そこで合格通知(違う書類だったかな?)を見せて受付を行います。
担任の講師と共に自分たちが使用する教室に案内されます。
同じ時期に入所するのは募集人員の数ですが、ビル設備サービス科では(北海道しか知らないけど)クラスの半数と入れ替えでの入所と言うことで「先輩がいる」ということになります(まぁ、みんな大人なので関係ないんだけど)
入所式の日は既存の受講生は休みとなっています。だから空の教室に案内されます。
細かい説明はそこでされます。
また、その日配布される教材もあるのでお金もそこで払うものがあります(テキスト代や作業服代)
そういえば、郵便振替やコンビニ払いの支払いもあります。
そのあたりのことは合格通知書と一緒に送られてくるしおりを読んで確認してください。
ちゃんと読んでおかないと困るのは自分です。
まぁ、入所式の日は授業もないので全部で2~3時間で修了となります。
重要な提出書類に関してはこちらをご覧ください。
私が一番悩んだのが実はこれです。
私は無駄が一切嫌いな合理主義者なので、合格通知書と共に送られてきた作業服、安全靴、帽子の価格に「舌打ち」をしてしまいました。すでにおおよその価格は分かっていましたが、あらためて「高い!」と思ったわけです。
しかし、私はよく考えた上で確認のために合格通知書が届いた翌日にポリテクへ電話を掛けました。
それは「6ヶ月しか使用しないかもしれないものを強制的に購入させたりはしないだろう。そんなことをすれば失業者への職業訓練にお金がかかるという笑えない話しになるからだ。また、教材や資格受験料などで数万円の出費なのだから、恐らく基準を満たしていれば既存のものでもやすく購入出来るものでも大丈夫だろう」という確認です。
案の定、斡旋品は購入しなくても良いと言うことでした。
ここで、参考までに斡旋品と近所で購入したものを比較してみます。
まず、作業服。私は何着も持っていました。車の整備に使用していましたし、若い頃に使用していたものと併せて3着もあるので購入の必要がありません。
ちなみに作業服一式は作業服屋で約4,000円。斡旋品は4,500円。
これは差がないですね。
それどころか、店舗によっては斡旋品よりも高くなることもあります。
これは後で知ることになった事ですが、上着だけでよいと言われました。作業服の下(ボトム)は汚れてもイイならジーパン(穴があったりデザインが派手ではないベーシックなもの)や綿パンやスラックスでも良いです。
しかし、汚れる可能性があるので、上下で持っていた方が良いと思います。油で汚れた服で地下鉄に乗るのは、ちょっと恥ずかしいです。
作業服等は普段は着ません。座学の日と実技の日はほぼ分けられているので、座学の日は私服で一日を過ごします。
次に、安全靴。正直いらないのですが、厳しい先生や今後事故などが起こると規則化される可能性もあるので、用意しておきましょう。何より失業中の怪我や病気は出費が痛いです。
ホームセンターには、980円で合成樹脂保護材の運動靴タイプがどこでも売っているはずです。規格等は問われないので、今後使用する必要がないのであれば4,200円もする皮のS級規格品を購入する必要はありません。
次に、帽子。安全靴よりもうるさいのが帽子です。
安全靴は運動靴や革靴と見分けがつかないので注意がおろそかになりますが、帽子は一目瞭然のため厳しく指摘されます。
バーナーを使用するときなどは非常にうるさく言われるはずです。
その帽子は何でも良いです。(そういわれたが、火気や電気を取り扱うのに何でも良くはないだろうに。一般的には不燃素材か綿だろう・・・)
帽子はナイロン製のものだとバーナーの火で燃え上がったりするので止めた方がよいです(自分ではなく他人のミスでそうなることが一番バカらしい)
ちなみに、斡旋品は700円。帽子を一つも持っていない人は斡旋品の方が、店舗で売っている帽子よりも安いです。
そういえば、ロッカーが一人1つ割り当てられます。
しばらく使用しないテキスト等は、おいて帰った方がよいと思います。
ビル設備サービス科はとにかくテキストや参考書が多いのです。
全部置いて帰っても入所初日は問題ないです。
受講が始まっても全部置いて帰る人もいます。
ハッキリ言えば、キチンと受講を受けていれば、資格取得の試験前までテキストなんかは持って帰る必要が無いです。まぁ、受講生一人一人の判断に委ねます。
教室のでの着席場所は決まっています。
目が悪いとか耳が悪いとか特別な理由があれば希望は聞いてくれます。
この席順が決まった際にすべき大切なことをお教えします。
それは、隣の人に挨拶することです。出来れば前後の人とも挨拶しておくと良いでしょう。
実技の授業などは隣の席の方と協力して行うことが多いのです。
互いに良い印象で授業を迎えた方が良いと思います。
ビル設備サービス科は6ヶ月もあります。初対面での印象がその6ヶ月間の状況に影響あることは間違い有りませんので、大人の対応として挨拶は必ずしてください。
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